「シックハウス症候群」については、
●建材・家具・日用品等からの化学物質の放散量
●暖房器具等からの燃焼ガス
●住宅の設計、施工方法
●換気などの住まい方
●化学物質等に対する感受性の個人差
など様々な要因が、複雑に関係していると考えられます。
図はある家庭の室内空気中の化学物質をガスクロマトグラフという測定機器で測定した例です。図のそれぞれのピークは化学物質の種類(例えば左の高いピークはトルエン)を示していますが、このように住宅の空気中には、多くの物質が存在します。平成11年度に大阪府で室内空気中の化学物質を調査した結果では、トルエンやパラジクロロベンゼンという化学物質が高い濃度を示していました。
特に、パラジクロロベンゼンでは指針値を超える住宅も見受けられました。
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健康医療部 生活衛生室環境衛生課 総務・企画グループ
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